宝塚市不動産専門(新築一戸建て・新築分譲)「タカラコスモス」

部長のブログ

「見切り千両、損切り万両」と「逆指値喰い」

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2012年11月 6日

 株の道において、わかっちゃいるが、できそうでできないのが「見切り」と「損切り」だ。これができなかったばっかりに、長期にわたって購入株の塩漬けを余儀なくされている個人投資家は五万といることだろう。


「見切り千両、損切り万両」と「逆指値喰い」.jpg
 「見切り」とは、見込み違いだときっぱりあきらめて処分すること。これは、千両の価値ありだ。「損切り」とは、しゃれた言い方をすると、「ロス・カット」。赤字が出ている銘柄を処分して損失額を確定させることである。こちらは、万両に値する。

 「見切り千両、損切り万両」は、いかにスパッと切ることが大切であるかを説く相場格言だ。その意味するところを端的に言い表すなら、「勇気ある撤退」とでも言おうか。そりゃあ、誰しも損はしたくない。

 「今は一時的に下がって含み損が出ているが、そのうちに元に戻るだろう。」

 そう考えるのが人情だ。いや、そう考えたい、という方がよいのかもしれない。希望的観測に逃げ込みたくなるのである、人間というのは。そして、負けを認めたくないという心理も働く。せめて、引き分けにしたい、とも考える。

 とは言うものの、じっくり腰を落ち着けて待っていれば、元の鞘に戻ることだってある。それどころか、かなりの利益が生じることだってなくもない。相場というものは、基本的に巡りめぐるのだから。でも、資金効率は悪くなる。じっと待って、資金を寝かせておくことになるからだ。

 まあ、こればっかりは、どちらの方が正しいかは、まさに「神のみぞ知る」だ。よって、「見切り千両、損切り万両」が絶対的に正しい投資手法だとは、一概には言えない。

 ところで、現在はネット取引による自動売買は常識。カブドットコム証券が考案した「逆指値注文」は、どこの証券会社でもできることだろう。この注文方法が、「損切り万両」にひと役買っている。自分が想定した損失額が出そうになったら、自動的に注文が執行されるのだ。

 例えば、150円で取得した株があるとしよう。160円で売りたいという注文は、売り気配となるが、それが普通の「指値注文」だ。でも、株価が140円になったら、例えば140円で売るという注文が「逆指値注文」である。これは、「損切り万両」をコンピューターが否応なしに手伝ってくれるのだ。

 でもね、プロはこれを喰おうとするから、注意が必要だ。いわゆる「逆指値喰い」というやつだ。下落しだした株価が、勢いを増し、加速度的に急落下するケースがしばしばある。これは、逆指値注文を出している人が多数いて、執行条件が合致すると、機械が自動的に注文を執行して売り抜けようとするからだ。

 下落の仕掛け人はプロ。そういうプロは、予め買い気配を入れていたり、急落下したところにすばやく買いを入れたりして、その株を拾うのである。だから、急落後に急騰する現象は往々にしてある。

 ここらへんの株取引になると、それこそぶん殴り合い状態だ。プロのボクサー相手に、殴りかかって行っても刃が立たないのに等しい。

 「だったら、こんな場合、待ってりゃすぐに値を戻すんだ。」

 こう考える人がいることだろう。でも、株はそれこそ生き物で千差万別。結局のところ、どう動くかは誰にもわかりはしない...。
 

 

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プロフィール
(株)タカラコスモス部長
古澤陽一
昭和41年11月、大阪市大正区で3姉弟の末っ子長男として生まれる。大阪市大正区の市立小・中学校を卒業。中学時代は『金八先生』が流行った校内暴力全盛時。
大阪府立大手前高校では、硬式野球部に所属。後、京都に憧れ、立命館大学法学部に学ぶ。ゼミでは、「クレジット・サラ金問題」を専攻。
卒業後、大阪市北区西天満の吉澤司法書士事務所に入所。3年間の勤務の後、株式会社タカラコスモスに入社、現在に至る。
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