兵法 『孫子』 【パート2】
2010年6月15日
今日は、「兵法『孫子』【パート1】」からの続き。
さあ、いよいよ兵法『孫子』を読み進めたいと思う。
これ、【パート1】でも書いたように、始計篇、作戦篇、謀攻篇、軍形篇、兵勢篇、虚実篇、軍争篇、九変篇、行軍篇、地形篇、九地篇、火攻篇、用間篇の計13篇。約六千数百文字だから大したことはないが、漢文が読めない人にとっては苦痛以外の何ものでもない。よって、基本的には書き下し文で紹介していくが、冒頭だけは原文も記すこととする。
では、兵法『孫子』、その冒頭はこう始まる。
孫子曰、兵者国之大事、死生之地、存亡之道、不可不察也、故経之以五事、校之以計、而索其情・・・
孫子曰く、兵は国の大事なり。死生の地、存亡の道なり。、察せざるべからず。故にこれを経(はか)るに五事を以てし、これを校(くら)ぶるに計を以てして、その情を索(もと)む・・・
何のこっちゃ、かな?漢字の表す意味がそもそも難しい。よって、解説を。
「兵」とは、戦争とか軍事の意。「死生の地、存亡の道」とは、国民にとっての死活問題、国家の存亡の分かれ道。「察せざるべからず」は、熟慮・検討をして慎重に対処すべし、ということ。故に、次の五つの事柄で推し測り、目算によって比較検討して、その実情を求めねばならない。
要は、戦争は国の一大事だから、勝算を十分に見極めた上でかかれ、ということなのである。この後には、五事や(七つの)目算の内容が記されている。
いかが?原文はたったの36文字で簡潔だが・・・。
ちなみに、中国語、これ文法的には英語に類似する。SV、SVC、SVOとくる。これを踏まえて読めばかなり楽になる。
まあ、初回はウォーミングアップにして、この辺で。
次回からは、スピードアップで行くよ...。
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