「プラザ合意」と「エクイティ・ファイナンス」と「土地神話」 【パート7】
[ ジャンル:政治・経済 ]
2012年3月15日
今日は【パート1】 【パート2】 【パート3】 【パート4】 【パート5】 【パート6】からの続き。
最後に軽く締めて、この連載を終わるとしよう。
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およそ25年前のこと、マグマが噴火したかのようなバブル経済の発生要因はと言うと、さまざまな事柄が挙げられる。でも、「プラザ合意」、「エクイティ・ファイナンス」、「土地神話」の3本柱がかなりのウェイトを占めたことは確かだろう。その理由を【パート6】までに綴ったつもりである。
とはいえ、プラザ合意は引き金を引いただけで、ありとあらゆる事象(イベント)、温床(ホットベッド)、傾向(トレンド)が折り重なったことが最大の要因であるとも言える。
ところで、今の日本。震災以降、政府・日銀は超ビッグ・マネーを投入し続けている。円高抑制のため、円売り介入で支出した額が14.3兆円。それに合わせて補正予算と追加緩和でざっと65兆円を注ぎ込んだ。景気テコ入れとしては空前の規模。これでバブルが起こらないのはおかしいとさえ言える巨額だ。
たしかに、円安に振れ、株価は上を向いて走り出している。が、1986年バリのバブルはおそらく起こらないだろう。なぜか。その理由は、「不まじめ」と「バカ」だと、私は考えている。
人間、理性的・知性的な発想と行動だけでは、マグマは噴火しない。時にまじめさを欠き、おバカになることも経済を活性化させるには必要な要素なのだと思う。今の日本人はあの時ほどに、「不まじめ」で「バカ」にはなれないのである。
「バブル」がはじけて、「バルブ」がはじけたって言ってた人がいたからね。それくらい、おバカにならないと、ダメ。
今は世知辛い世の中だから、若い世代が気の毒だ。せめて、2005年、2006年あたりのミニ・バブルくらいは来てくれたらよいのだが。
まあ、来たとしてもそれは、ブーム(にわか景気)に過ぎないだろうが...。
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