朝練の成果 【その1】
2012年5月27日
" こら~! " " ポロポロすんな! " " 前へ! " " 捕れる! " " 振れ! " " 速く拾え! " " ナイス! " "おお~! " " よっしゃ! "
朝練において私が発することばはだいたいこんなところか。
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わが長男との朝練開始は4月21日であった。いまだ1ヶ月ちょっとしか経っていないが、もっと前のような感覚だ。週3回だから、そのように感じるのだろうか。
長男の学校や私の仕事の関係で、練習時間は1時間弱。その間にキャッチボール、100本ノック、100球のバッティングをこなさなければならない。だから、散らばった100球のボールを二人ですばやく拾うのだ。スーパーに置いているようなカゴ二つに入れて。
古澤野球教室の初心者向け教育方針は、こうだ。
①捕れなくても、打てなくても、とにかく速いボールに目が慣れること。
②コントロールは悪くてよいから、できるだけ遠くに投げられるようになること。
③ボールに当たろうが、当たるまいが、体全体を使ってバットを振り抜くこと。
大別するとこうで、まずは「大」は「小」を兼ねるの思いがある。次に、初心者に対してはあまり細かな注意は促さない。初めは、荒削りでよいから、「数のこなし」が大切だと考えるのである。
練習法は「巧遅」よりも「拙速」を旨とする。捕るのも、投げるのも、打つのも、すべて迅速に。その巧拙はあまり気にしない。誰だって、最初はヘタなのは当たり前。しかし、何千回、何万回、何十万回と、その行為を繰り返すうちに、人間の技は磨かれてくる。
捕球にしろ、投球にしろ、打球にしろ、数量を重ねるほどに技術における精度が増す。その最も効率的方法を体が覚えてくるのだ。体にしみ込むまでは、落球しようが、暴投しようが、空振りしようが、お構いなしだ。
私が見るに、わが長男、徐々にではあるが前進をしている。球を捕ることに関しては、以前は悲惨な状況であったが、最近はだいぶんうまくなっている。球際での勝負が垣間見える時もあるくらいだ。球を投げることはやや進歩を認めるも、まだまだ。球を打つことには、かなりの上達を感じている。時に、打撃練習ピッチャーである私の足下を鋭く抜くような打球が出るのだ。
それに、やはり親子なのか、打ち方がよく似ている。やや背を丸め、テイクバックの際に全体重を右足に乗せて、体をねじるようにする姿は、まるで自分のミニチュアを見ているようだ。
とにかく、少しずつだが朝練の成果が出ていることがうれしい。この調子だと、1年後には飛躍的進歩が望めそうかな...。
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