オリジナルチラシ by古澤 【パート3】
[ ジャンル:不動産営業日記 ]
2012年7月 3日
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営業マン時代に私が考えたキャッチコピー、今回はこれをご紹介。
「まるで、城主になった気分の家」
" 眺むれば 四季折々の 山の色 楽しからずや
春夏秋冬 山の色は まさに化粧のごとし
四時の循環 日月の出入 浮き世はひとり行かず
天地はひとり存せず 地に花あり 天に月あり
香は空にして 色は目に映る
あれも小とし難く これも大とは言ひ難し "
※ " 華 " を解する方、ご必見。
この物件の売主は「ハタ爺」。以前に「ロイヤル・チェック」という記事で書いたことがある。そこにも書いたが、この物件、タカラコスモスを含め、9社くらいから売りに出ていた、当時有名な物件。
私は他力本願ではなく、もちろん自分自身で売るつもりであったので、不動産流通機構(レインズ)には敢えて登録しなかった。ハタ爺と一般媒介契約を締結するや、このチラシを作成して新聞折り込みで配布したのである。
MX-2600FN_20120703_115828.pdf ←←← そのチラシを見る
この物件の特徴は、こう。土地の数字上の面積は大きいが、ほとんどが斜面で有効面積は小さい。家はたしかに立派だが、めちゃめちゃ古い。高台に位置しているので眺望は抜群で、宝塚花火大会も居ながらにして見えるのだ。
こういう物件は、ターゲットとしては、不動産評価を云々するような人は、まずダメ。フィーリングで気に入るような人を狙うしかない。そう考えて作ったのが、このチラシなのである。家から景色を眺めると、ほんと城主になったような気分になれる。少なくとも、私はそう感じた。庭が段々になっており、家の玄関へは緑を楽しみながら、上っていくような造りである。宝塚市内だから、山々も目に映る。
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「 眺むれば 四季折々の 山の色 楽しからずや 春夏秋冬 山の色は まさに化粧のごとし 」までは私の創作だが、「四時の循環 日月の出入」以下は樋口一葉が著した『塵の中日記』を引用した次第。
甲斐あって、私が買い手をつけて、双方から仲介手数料を頂戴する直々の契約ができた。
「 あれも小とし難く これも大とは言ひ難し 」、家探しなんて、所詮はこれに尽きるのでは...。
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