イソップ物語 【パート4】 〈その5〉
2013年3月 4日
イソップ物語の過去の記事を読む。 →→→ 【パート1】 、 【パート2】〈前編〉 、 【パート2】〈後編〉 、 【パート3】〈前編〉 、 【パート3】〈後編〉 、 【パート4】〈その1〉 、 【パート4】〈その2〉 、 【パート4】 〈その3〉 、 【パート4】 〈その4〉
今日は、【パート4】〈その1〉〈その2〉〈その3〉〈その4〉からの続きを。
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①利口なオオカミ、②ドジなオオカミ、③オオカミとヒツジの話し合い、④ヒツジ飼いの虚言、とイソップ物語には多く登場する動物、オオカミにまつわる寓話を4つ、私流のタッチで書き下ろし、タイトルをつけてみた。
今回は最後の締めとして、それぞれの寓意について、私なりの意見を述べてみたい。
①利口なオオカミ
ヒツジ飼いには、次のことが教訓となる。欲張り者を信ずるな。まんまと敵の術中に陥る。お人好しにも、ほどがある。
オオカミ側からすれば、こんなところか。労せずして利を得る。知恵の勝利。果報は寝て待て。
②ドジなオオカミ
利はあるうちに取るべし。危険を感じたら、すばやく逃げろ。まさに、「株の道」に相通ずる教訓である。
③オオカミとヒツジの話し合い
私はこのストーリーを、日本の政治家に向けて書いたつもりである。
④ヒツジ飼いの虚言
ウソばかりついていると、「オオカミ少年」とよばれ、そのうちに誰からも信じてもらえなくなるよ。これがこの寓話の一般的理解だろう。でも、それだけにとどまるのはいかにももったいない。私は少し違った目線でストーリー作りをしたつもりである。
なぜに、ヒツジ飼いの少年はウソをついたのか。この素朴な問題提起は、例えば一つ、犯罪というものは、なにげない日常生活のちょっとした不満が堆積したときに発生するものだ、というような結論を導き出すだろう。
他に思い浮かぶこととしては、『12人の怒れる男 【12 Angry Men】』という映画かな。ヒツジ飼いの少年の心理には、この映画に出てくる証人たちのそれに近いものがあるかもしれない。そのあたりは、私が書いた過去の記事をご参照。 クリック →→→『12人の怒れる男 【12 Angry Men】 〈前編〉 〈中編〉 〈後編〉
この寓話に登場する村人たちは、まさに私を含め、大多数の人間の姿にほかならない。他人のことよりも、先ずは自分を心配する。何もかもが、自分優先なのである。
情報は信憑性の高さが命。でも、信憑性の低い情報といえど、なおざりにはできないこともある。また、信憑度の高低をかぎ分ける力を身につける努力も必要だろう。
以上、思い浮かぶことをとりとめもなく書き連ねた。
ところで、天気予報士ってのは、「オオカミ少年」?...。
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