うっかり失効 【前編】
[ ジャンル:体験 ]
2014年3月 9日
やっぱり、マイカー通勤は快適だよな。
つくづくそのことにありがたみを感じている今日この頃である。というのも、年始から一時期、チャリンコ通勤を余儀なくされていたからだ。凍てつく真冬のチャリ通は、経験のない私には、体にこたえた。チャリであちこちを走っていると、地球の表面って、やっぱり平坦じゃないんだなと痛感する。ちょっとした坂道でもハアハア言うもんね。
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ガレージに愛車のセルシオは置きっ放し。嫁さんのママチャリをまたぎこぐ私を見て、ご近所さんはどう思っていたのだろうか。自宅と会社との距離は極端に遠くはないから、行きは嫁さんに、帰りは会社のY君に送ってもらったり、タクシーを利用したりしたこともあったのだが。
昨年暮れのこと、私は会社のT君を電話で叱りつけた。「不動産営業が車運転でけへんかったらどないすんねん!」と。T君は運転免許の更新を7カ月ほどしておらず、「うっかり失効」してしまったと言うからだ。T君は更新時期を知らせるハガキが届いていないことを理由にしていた。
有効期限から半年以内だと講習を受けるだけで免許は復活するが、それを超えると失効してしまう。とはいえ、1年以内なら仮免許は有効の状態になる。T君の場合は7カ月だから、この状態に当てはまるのだ。よって、本免許の学科試験と技能試験の受け直しとなるそうな。お気の毒に。
"あれっ?そういえば、俺も長いこと免許の更新に行ってないなあ。前に行ったのはいつだっけ?"
そういう思いに駆られたのが、新年になってからのこと。まあ、念のため免許証を見ておこうか。ふだんは身分証明書の提示を求められると住基カードを差し出す私は、免許証を目にするのは久しぶりのことだ。この写真、何歳の自分かな。なんて、のんきな回想は瞬時に吹き飛んだ。
"はあ~?なんじゃらほい。"
私はわが目を疑い、そして凍り付いた。何度も何度も有効期限の数字を穴が空くほどにらみつけても、その数字は変わるはずもない。しばし呆然自失した私に、とある考えが2つ浮かんだ。
"免許証って、もう1枚あるんかな?"
"ひょっとして今、夢見てる?"
長くなりそうなので、今日のところはこれにて終了。続きは、明日のことに...。
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