40km/hのおはなし 【中編】
[ ジャンル:雑録・寸評 ]
2014年3月14日
今日は、昨日の『40km/hのおはなし【前編】』からの続き。
距離をs、時間をt、速度をvで表すと、s = vtだ。よって、ボルトの平均速度を計算する場合は、v=s/tとなる。が、先ずはわかりやすくするために100mを10秒で走ったと仮定して考えてみよう。
10秒かけて100m進むのだから、1秒あたりは10mだ。「イ~チ」と数える間に人間が10m進むことを想像するだけで、いかに速いかがうかがい知れるというものだ。10秒は分に置き換えると1/6分で、さらに時間なら1/360時間となる。
次に、時速何kmかの計算なのだから、100mをkmに変換する必要がある。もちろん、100mは1/10kmだ。1/10kmを1/360時間で走ったのだから、上記の方程式v=s/tに当てはめてみると、こうなる。
v = s/t = 1/10÷1/360 = 36 ∴36km/h
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同じようにして、9.58秒の場合を計算すれば、37.57km/hが導けるはずなので、ぜひあなたにもチャレンジして頂きたい。もし、この算数ができなければ小学生に笑われちゃうよ。
ところで、動物には座標感覚というものが備わっている。今、自分が地球のどのあたりに位置しているかという感覚だ。地球というのは、あまりにオーバーかもしれない。おそらく、人間を除く動物は地球が球体であることを知らぬであろうし、北極と南極、各大陸や海洋に名称を付けたのは人間なのだから。
渡り鳥は太陽や星座をコンパスにして飛び、日本のウナギはグアム近くで産卵すると聞く。裸一貫の人間にはこのような能力はない。
よくよく考えてみると、人間の行動は他の動物に比べ、実に多種多様だ。空を飛んだかと思えば、地下や水中にも潜る。昼夜を問わず出歩くし、必要以上のスピードで走ったりもする。この多様性が人間本来の座標感覚を鈍化させていると考えられるのではないか。
地下鉄から地上へ上がろうとするとき、案内表示なしには出口すら見つけられないであろうし、つい電車の中でうたた寝をしたときに「Where am I?(ここはどこ?)」という感覚に陥るのは誰しもが経験していることだろう。
話が長くなりそうなので、今日のところはこれで終了。続きは、明日のことに...。
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