メリー・クリスマス!この4年、こればっかだ。
パソコンを前に固まった私。ブログ記事って、どうやって書くんだっけ?これだけご無沙汰にすると、束の間、操作方法を忘れるね。
はれのひ社長に新年、TOKIO山口に春、ボランティアの神に夏、なおみ・奈美恵に秋、ゴーンに年の瀬を感じた今年の漢字は、「災」。「川」と「火」から成る会意文字だ。
毎年、毎年あっという間とは思うものの、いつもよりいろいろあったと感じるのは、天災地変のおそろしさを改めて痛感させられた年でもあったからか。大阪生まれの大阪育ち、私とて台風をこんなに脅威に感じたのは初めてかもしれない。
それと、昭和の著名人のお悔やみが多かったことにもよるか。スポーツでは、仙一、祥雄。芸能では、秀樹、剛、きん、希林、春恵、由里子、歌丸、可朝、漣、とん平、雪路と彼女をすぐさま追った雅彦。そして、ももこ、勲などなど。政治では、小泉元総理を独裁者と言い放った広務。この中で、きん、春恵、広務は大正生まれだ。著名ではないが、私の父も。
なんで暗号流出させるかな?コインチェック。南北・米朝会談で正恩氏イメチェン。日大のドン田中とボクシングのドン山根で新アンガールズ結成。紀州のドン・ファンと貴乃花お騒がせ。
医大の不正入試、パワハラ露見ラッシュ、長い目で見れば着たらいいよアルマーニ制服。
脱走容疑者の自転車旅行、無茶したスルガ、オウム執行。「C'mon babyアメリカ」とばかり、中が貿易戦争。森友・加計問題はどこへやら。
金農フィーバーも、桐蔭2度めの春夏連覇。羽生の五輪2連覇、池江6冠。小学5年でオセロ世界一、翔タイムで新人王、大阪万博決定。
さて、昭和に続いた平成も来年4月30日には終わる。次なる元号やいかに?
ということで、私なりに新元号の予想を。
大化に始まった日本の元号は、計247。何やら古めかしいし、西暦との使い分けが煩雑だと廃止を唱える向きもなくはないが、私は賛成派。昭和の世、平成の世と、やっぱりメリハリが出るし、現代では日本しか採用されていないというのも逆に誇らしい。それに、昭和54年の法律第43号である『元号法』が施行されている以上、法令の改正・廃止等がない限り、新元号は否応なく定められる。
新元号の予想ポイントは2つ。
①アルファベットM・T・S・Hで始まる元号ではないこと。これがかぶると、ややこしくてしかたがない。近現代で使われた「慶」「応」「明」「治」「大」「正」「昭」「和」「平」「成」の字は避けられるであろうこと。
②読みやすく、書きやすいこと。音読みで複数の読みのあるものは避けられがちで、画数は少なめのもの。明治は、ともに8画。大正は3と5画。昭和が9と8。平成なら5と6だ。JIS漢字の最多画数30は、親鸞聖人の「鸞」という字だが、こんな多画は、100%選定されない。
ここで、過去の元号を遡ってみよう。使われた漢字は、計72文字。使用頻度最多が「永」の字で29回。「元」と「天」の27回が続き、以下順に、治、応、正、長、文、和、安、延、暦、寛、徳、保、承、仁、嘉、平、康、宝、久、建、慶、享、弘、貞、明、禄、大、亀、寿、万、化、観、喜、神、政、中、養、雲、護、感、吉、景、乾、興、亨、衡、国、斉、成、至、字、朱、授、昌、昭、祥、勝、祚、泰、雉、鳥、禎、同、銅、白、武、福、霊、老
この過去に使用された組から①と②のポイントにより消去法で生き残り組を次に列挙。
永、元、天、長、文、安、延、仁、宝、久、建、弘、貞、寿、万、化、神、政、中、感、吉、国、斉、至、字、朱、昌、泰、同、白、武、福、老
この中で、2文字の元号の頭に来れないのは、天、長、宝、貞、万、政、中、斉、至、朱、昌、泰、白、福の字。
次に、漢和辞典の総画索引から少画数で、読みづらくなく、使われたことがない組を私なりに抽出。
相、有、未、今、心、日、本、甲、立、伸、作、形、秀、見、直、知、星、泉、要、香
これらをパズルのように組み合わせると、おそらく当たりが出るはず。とはいえ、過去に使用された元号はNG。それに選定手続において典拠を要するというのがいちばんの難関だ。慣例では、たいてい漢籍に出典を求めることになる。日本のことなのに、中国の古書に頼るのも、いかがなものかと思うが。
典拠まで考え出したら、ふつうは無理なので、さておいて進もう。上記の文字候補からさらに採用されにくいであろう文字を消去して、私なりにしぼりをかけてみた。残ったのが、これらの字。
永、元、天、長、文、安、仁、宝、久、建、弘、寿、万、化、政、中、泰、有、心、立、伸、秀、見、直、知
この中で、2文字の頭に来れるのが、永、元、文、安、仁、久、建、弘、寿、化、有、立、見だ。が、頭にもってきにくそうな文字の寿、化、見は消そう。となると、頭の文字は、こうなる。
永、元、文、安、仁、久、建、弘、有、立
これらの文字を頭に持ってきて、後ろに持ってこれる字も含めてパズル化すると、こうなる。
永元、永天、永長、永文、永安、永仁、永宝、永久、永建、永弘、永寿、永万、永化、永政、永中、永泰、永有、永心、永立、永伸、永秀、永見、永直、永知
元永、元天、元長、元文、元安、元仁、元宝、元久、元建、元弘、元寿、元万、元化、元政、元中、元泰、元有、元心、元立、元伸、元秀、元見、元直、元知
文永、文元、文天、文長、文安、文仁、文宝、文久、文建、文弘、文寿、文万、文化、文政、文中、文泰、文有、文心、文立、文伸、文秀、文見、文直、文知
安永、安元、安天、安長、安文、安仁、安宝、安久、安建、安弘、安寿、安万、安化、安政、安中、安泰、安有、安心、安立、安伸、安秀、安見、安直、安知
仁永、仁元、仁天、仁長、仁文、仁安、仁宝、仁久、仁建、仁弘、仁寿、仁万、仁化、仁政、仁中、仁泰、仁有、仁心、仁立、仁伸、仁秀、仁見、仁直、仁知
久永、久元、久天、久長、久文、久安、久仁、久宝、久建、久弘、久寿、久万、久化、久政、久中、久泰、久有、久心、久立、久伸、久秀、久見、久直、久知
建永、建元、建天、建長、建文、建安、建仁、建宝、建久、建弘、建寿、建万、建化、建政、建中、建泰、建有、建心、建立、建伸、建秀、建見、建直、建知
弘永、弘元、弘天、弘長、弘文、弘安、弘仁、弘宝、弘久、弘建、弘寿、弘万、弘化、弘政、弘中、弘泰、弘有、弘心、弘立、弘伸、弘秀、弘見、弘直、弘知
有永、有元、有天、有長、有文、有安、有仁、有宝、有久、有建、有弘、有寿、有万、有化、有政、有中、有泰、有心、有立、有伸、有秀、有見、有直、有知
立永、立元、立天、立長、立文、立安、立仁、立宝、立久、立建、立弘、立寿、立万、立化、立政、立中、立泰、立有、立心、立伸、立秀、立見、立直、立知
ああ、しんど。でも、この中に必ずあるはずだ。「アホか!もっとちゃんと予想せんかい!」ということになるだろうから、独断と偏見で、それっぽくて、語呂のいいものだけを残してみよう。
永文、永安、永仁、永久、永寿、永万、永化、永政、永立、永伸、永知
元永、元文、元安、元久、元弘、元化、元政、元伸、元知
文永、文安、文仁、文久、文政、文立、文秀
安永、安仁、安宝、安久、安弘、安化、安政、安伸
仁永、仁安、仁寿、仁政、仁知
久天、久安、久寿、久化、久政、久伸
建永、建長、建安、建仁、建久、建寿、建政、建心、建伸、建知
弘永、弘元、弘天、弘長、弘文、弘安、弘仁、弘久、弘建、弘化、弘知
有永、有天、有文、有安、有仁、有宝、有久、有弘、有寿、有政、有知
立文、立安、立化、立心、立伸
となるが、なんか過去の元号にあったような気がするのもありだ。疲れてきたが、ひとつひとつかぶりがないか、確認してみよう。
やっぱり、あった。
永仁、永久、永万、元永、元文、元久、元弘、文永、文安、文政、文久、安永、安政、仁安、仁寿、久安、久寿、建永、建長、建仁、建久、弘長、弘安、弘仁、弘化はアウト。既にありだ。
これらを消して、再整理しよう。
永文、永安、永寿、永化、永政、永立、永伸、永知
元安、元化、元政、元伸、元知
文仁、文立、文秀
安仁、安宝、安久、安弘、安化、安伸
仁永、仁政、仁知
久天、久化、久政、久伸
建安、建寿、建政、建心、建伸、建知
弘永、弘元、弘天、弘文、弘久、弘建、弘知
有永、有天、有文、有安、有仁、有宝、有久、有弘、有寿、有政、有知
立文、立安、立化、立心、立伸
きっと出るはずだ、この中から。いやいや、まだまだ多いってか。ここからはロトを選ぶがごとく、勘とひらめきで絞り込んでいこう。残したのが、お次。
永寿、永政、永知
元化
文仁
安久、安化
仁政
久化
建寿、建政
弘文、弘久、弘建
有仁、有久、有弘、有政
立化
う~ん、19か。「永」は使われすぎてきたからなあ。「元」ねえ、ちょっと古めかしく感じる字だ。な~んか、怪しく見えるなあ、「安」の字。現役総理の名を忖度することはなかろうが、無難なんよね、この字。「弘」の字は、広める意だから、どの字とも相性がいい。「有」と「立」は私が拾い出した字だが、過去に一度も登場したことがないというのは、やっぱり冒険か。
よし、さらに消去して、生き残りを次に。
永寿、永政、文仁、安久、安化、仁政、建政、弘文、弘久、有仁
二・四・六・八・十かあ。あと、もう少し。10の候補に典拠があるかの確認だ。ネットで検索してみよう。
永寿・・・うわ、これ、ベトナムの元号として使われたことがある。
永政・・・会社名、人名にありだが、漢籍や日本の国書には出てきそうにない。
文仁・・・秋篠宮さまのお名前だ。
安久・・・わちゃあ、これ、新元号予想で有力視されてるやん。おもろない。
安化・・・中国にこの名の県がある。大辞林によると、平和に治めること、との解説があるようだ。ということは、それなりに何らかの出典があるかもしれない。
仁政・・・恵み深い、思いやりのある政治、との用語解説あり。うお~、ほかにも、 仁政思想って出た。なになに、徳川~天道思想~仁政(善政を意味する儒教用語~安民を実現~人民を安穏に治めるよう~幕初から幕末まで多くの為政者や儒者たちによって説かれて~、とある。これ、いけそうかも。
建政・・・国交省に建政部なる組織あり。安全で活力あるまちづくりに必要な、道路・国営公園・下水道などの都市空間設備や、快適な住まいづくりのための公営住宅・住環境の整備を進めています。だって。
弘文・・・なんか見たことあるなあと思ったら、大友皇子に贈られている。
弘久・・・ひろひさって名前がヒット。会社名にもあるが。
有仁・・・源有仁という人がいて、平安時代の皇子だ。小学校名や会社名もあり。
そろそろ、私の結論を出そう。いや、やっぱり、まず3つにしぼろう。安化、仁政、建政だ。画数で、建政が弱いか。残るは、安化と仁政。
ふたつとじっとにらめっこ。ぶんきゅう→げんじ→けいおう→めいじ→たいしょう→しょうわ→へいせい。音数は、4・3・4・3・4・3・4の順。
よし、決めた。ズバリ、「安化」だ。新元号の発表を待つなんて、生涯でそんなに経験できることではないのだ。当たったら嬉しいなあ...。
☆12月25日(火)~1月6日(日)は、まことに勝手ながら年末年始のお休みを頂きます。ついては、お電話を頂戴しても応答せず、資料請求を頂いても対応ができません。まことにご迷惑、ご不便をお掛けすることになりますが、何卒ご了承の程、切にお願い申し上げます。
来年も、タカラコスモスにご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。また、皆々さまのご多幸を祈念して最終日とさせて頂きます。
本年は、まことに有り難うございました。では、良いお年を・・・。
2018年12月24日